4/23(日)仏教講座『夢中問答』最終回のお知らせ
いよいよ『夢中問答』は最終回を迎えます。といっても3分の1も終わっていません。でもいったんこの問答の結末をみていきましょう。
室町初期の激動の時代。その頂点にいる足利尊氏の弟直義公と史上他に誰もいない8つの国師号を賜った夢窓国師との問答の記録を読み解いてきました。
人は順境・逆境に渦の真っ只中でどう生きればよいのか。
国師の答えは「怨親平等」。
怨は逆境、親は順境。これが等しいとはどういうことか。
怨でもよし、親でもよし。ありのままを受け、怨親に揺らがず、自分を主体的に貫く・・・そこに覚悟を置く。
さて、この問答は当時から書き記され巷で大変なブームになり、江戸時代になっても読み継がれたものでした。
今は戦乱の世ではないけれど、人生にはやはり順境も逆境もあるのです。
どう生きれば自分らしく後悔なく生きられるのか。
今も昔もない、真実の問いではないでしょうか。
4月23日(日)日暮里の擇木道場にて、午後1時から2時45分頃、ぜひとも聞いていただきたいと願っています。
ZOOMも録画もありますので、どうぞ人生の役に立てていただきたく心からお待ちしています。
会費 3000円 テキスト込